「周年太郎」では、企業の周年事業の企画アイデアとして「社歌」の制作を提案しています。
楽曲のイメージは、いわゆる従来からの社歌の既成概念にとらわれず、自由な発想で制作した方が良いと考えますが、ちなみに「周年太郎」が考える、新しい社歌に必要な要素は以下の3点です。
1)楽曲のテーマや歌詞の内容が、自社の理念やビジョンや哲学や社風にフィットしている。
2)歌詞に社名や業務内容が必ずしも入る必要はないが(入っても入って無くても良しとする)、歌詞の内容は「ポジティブ」であること。
3)全体的にメロディーやアレンジの「聴き心地」が良く、比較的歌いやすい、または覚えやすく、耳に残るフレーズがある。
概ね上記の3点に合致していれば、あとはジャンルや曲調は自由に考えた方が良いでしょう。
ちなみに、2)の「ポジティブ」についてですが、稀に自虐的なネタを全面に押し出すという高度なテクニックを使う場合もありますが、それでも最終的にはポジティブな結論に導くことが大事です。ひたすらネガティブなだけの社歌では、社員の士気も上がりませんね(笑)
社歌の制作で考慮すべき点として、制作の過程でできれば社員が参加できる機会を設けた方が良い、という点が挙げられます。会社が一方的に制作して社員に押し付けるよりは、社員の意見や気持ちを反映させて制作した方が、自分ゴト化でき、また誕生した社歌に愛着も生まれるというものです。
ただし難しいのは、楽曲制作というのは極めて専門的な領域の作業になりますので、作詞・作曲・アレンジなどの楽曲制作に関わる作業を全て社員の手作りに任せてしまうと、稚拙なものになってしまったりなど、楽曲そのものの完成度に影響が出る可能性があるという点です。
最も良いのは、
社内から「社歌の歌詞に込めたいワードやイメージ」などを募集し、それを担当者が取りまとめ、作詞・作曲・編曲(アレンジ)については外部の専門家に依頼して完成させる。
ということだと考えます。
作詞だけを社内で作り、作曲は外部の専門家へ依頼、というケースもたまに見受けられますが、言葉の韻とメロディはとても深いつながりを持っており、歌詞がメロディにきちんとフィットしている曲は(意図的な字余りのテクニックなども含め)、耳心地もよく歌いやすいものです。したがって作詞と作曲は一体で考えるべきというのが原則ですので(プロの作詞家と作曲家なら別々の作業でも問題ありませんが)、これはお勧めできません。あくまで入れ込みたいワードやイメージだけを社内で取りまとめるにとどめておいたほうが良いでしょう。
私たち「周年太郎」では現在、何らかの周年事業の施策ご依頼企業様に関して、「社歌制作プレゼントキャンペーン」を実施中です。トップページにはオリジナルのサンプル曲の一部も公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
【周年太郎】